日本代表、目指せベスト8!

カタールワールドカップまでの独り言を備忘録的に書いていきます。超詳しくないですサッカー・・・

次へ向かって

アジアカップを書く前に一応、総括。


悪かった事


とにかく監督交代から生まれた憎しみなどなど。しかも、交代のきっかけが権力争いの果てという情けなさ。


それにともなって、若手に一切の経験を積ませなかった点。


決勝トーナメントに進出したため、正直、協会は変わらないから、直らない点でもあるし、若手の事もすでに手遅れではある。


なので、サッカーに目を向けよう!


今回分かって嬉しかったのは、日本のサッカーは通じる!という事。これは、かなり大きな財産になるかと思う。


次に分かった事は、敵をちゃんと調べて対策する事の意味の大きさ。恐ろしい話だけど、ハリルさんがスカウティングして、それを試合内容に落とし込ませる過程を見せてくれて、初めて意味の大きさと活用法が分かった気がする。これをアジア予選も含めて、ずっと行う事が出来た。このやり方を失わないように細心の注意を払って欲しい。


さらに分かった事は、ちゃんと世界のトレンドを取り込む意味。これもハリルさんのお陰だけど、縦に速いサッカーとデュエルは、今回のワールドカップのメインストリートだった。そして、その二つが日本代表だって、キチンと出来た事。もちろん、南米やアフリカには敵わないが、それでも形にする事は出来た。フィジカルと世界のトレンドを追う事、このプロセスも決して失ってはいけないことだ。


ベスト8に残るには、レギュラークラスを2名は用意できないと無理であること。

香川を休ませる事が出来た部分は、ベルギーで接戦できた大きな要因だけど、柴崎を休ませられなかったのは痛恨だった。ポーランド戦のようなメンバーでも機能させないとベスト8は無理な事が、良くわかりました。


ボランチが強くないと勝てない事。これは半分できて半分できなかったかな?特に守備面は、もう一つあげないと残れないと感じた。

カゼミーロ、カンテ、デブルイネ、フェライニ、などなど。


ボランチと対になる問題だと思うけど、やっぱり高さ。また、高さに負けた。相手が高さを押し出して来たときに、交代枠でもいいから、高さを出せる選手を用意しておきたい。感覚的に言うとボランチ枠にいると尚いい。センターバック固定でボランチで1枚高さを加えられるオプションは、もうハッキリ言ってマストと考えたほうがいい。


今回大きくものを言った香川のファーストディフェンディング。全員で守らないとフィジカルを鍛えても勝てない日本にファーストディフェンスがいかに大事か分かった。これがないとガス欠にもなってしまう。ただし、今回これが出来たのは香川がいたから。香川の指示でみんなが動いていた事は見逃せない事実だ。せっかく見つけた最適解も実行出来なければ絵に描いた餅になってしまう。34歳の香川が1試合で12キロ走る事は出来ない事を忘れてはならない。



最後に。

親善試合の相手がどこであろうと意味がない事。今後はクラブでの立ち位置が微妙な選手は呼ばないほうがいい。ハリルさんが言っていた、ワールドカップ前の三週間でチームは作る、というのは本当だった。結局、選手がクラブで得たものを最後にパズルのように組み合わせるだけで良かったのだ。


ただし、カタールで出場国が48チームになった場合は、絶対にポッド2に入らなくてはいけないから、親善試合はランキングを上げるために重要。ポッド3に入ってしまった場合、32チームの時にグループを抜けるより、下手をすると難しくなるためだ。ブラジル、スイス、日本、みたいなグループで二番に入るのは難しい。逆にブラジル、日本、ハイチだったら可能性はぐっと高まる。今までであればポッド3とポッド4は、大して違いは無かったけど、48チーム状態のポッド2と3は雲泥の差があるのだ。